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育児に使える豆知識

眠い合図を見逃さないで!

赤ちゃんは眠くなると様々な合図を出して教えてくれています。ほとんとの赤ちゃんは自分から「眠る」という行為ができないため、ママやパパは赤ちゃんを上手に寝かしつけてあげなくてはなりません。中にはハイパーになってしまうお子さんもいます。一緒に楽しそうに遊んでいても眠い合図を見せたり活動時間を計算しながら寝かしつけてあげると良いですよ。

ポイントは「ぐずる前に寝かしつけ」です!

適切な睡眠量

必要な睡眠量は月齢によってどんどん変化していきます。お子様の月齢に合わせて無理なく休息を取ってあげましょう。また、運動量によっても必要な睡眠時間が変わってきます。活発なお子さんは少し長めに眠る必要があるかもしれません。刺激が多い日や外遊びなども、いつもより10分でも早く寝かしつけを開始してあげることにより、ぐずりが減るお子さんもいます。


【睡眠の土台】温度

冬の時期は20~22℃くらいを目安に。
夏の間はエアコンの効き具合などを考慮しながら、26℃でも汗をかいていなければ大丈夫です。

*ただし、赤ちゃんは汗を体温調節が苦手です。
今まで、一度も汗をかいていない赤ちゃんや汗をかくことが苦手なお子さんには低めの温度設定を意識してみてください。

【睡眠の土台】安全な寝室環境

赤ちゃんはあっという間に成長します。産まれたばかりの頃は寝返りすらできなかった赤ちゃんは、5ヶ月~6ヶ月頃に寝返りを始め1歳前後には歩き出す子どもに成長します。大人のベッドで就寝している赤ちゃんは、つかまり立ちができるようになるとクッションや枕、ベッドガードですら乗り越えてしまう可能性が出てきます。ママやパパも赤ちゃんが落ちないか気になってしまい睡眠の質が低下してしまいます。ベビーベッドは意外に長い間使用できます。また、添い寝を希望する場合はお布団の方がベターです。

【睡眠の土台】光

睡眠コンサルタントとして、早朝起き(4時台や5時台に起きること)の原因として真っ先に考えるのは寝室の遮光が出来ているかどうかです。


朝、部屋に光が入ってくる場合、遮光カーテンを取り入れてみてください。既に遮光カーテンを使用している方で早朝起きで悩んでいらっしゃる場合は、カーテンボックスの上やカーテンの下の部分から光が漏れていないかチェックしてみてください。お子さんによっては少しの光でも敏感に反応してしまい、起きてしまうことが良くあります。また、4時・5時に機嫌良く起きてしまうと再入眠が難しくなります。日中でも部屋が真っ暗になるくらいしっかりと遮光してみてください。また、2・3日使用してみて効果がなかったからと言ってすぐに諦めないでください。時差ぼけと同じで一度崩れた体内リズムを戻すのにはある程度の時間がかかります。

母乳orミルクの頻度

母乳やミルクの回数は離乳食の進み具合によって調節する必要があります。月齢が上がるごとに離乳食の量も増えてほしいところですよね。もし、1歳以降のお子さんの離乳食の進みが遅い場合で、健康などに問題がない場合は母乳やミルクの頻度を減らしてみてください。お腹がすくという感覚を覚えてもらうことも大事です。

*表は参考程度に考えてください。お子さんが順調に体重が増えているならさほど心配する必要はありません。


謎の夜泣きや頻回起きの原因?EMF?


睡眠環境が整っていて、部屋の温度や光の調節もしているし、活動時間や授乳頻度も守っているのになぜか最近起きるなんてことはありませんか?

もしかすると、部屋にある電気機器の光がお子さんの睡眠を邪魔しているかもしれません。エアコンや空気清浄機などの「運転中」を知らせる光なども遮光できるものは工夫して遮光してみてください。

方法は厚手のシールなどで覆ってしまう事も一つの方法です。シールでも光を通してしまう際は、アルミホイルを使用することにより、遮光度合いが高まりますよ!